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平成28年第 5回定例会(第7号 3月24日)

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  1. 延岡市議会 2016-03-24
    平成28年第 5回定例会(第7号 3月24日)


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    平成28年第 5回定例会(第7号 3月24日) 議  事  日  程  ( 第 七 号 )  第五回延岡市議会(定例会)第二十四日 平成二十八年三月二十四日(木)午後二時開議   第一   1議案第一五九号 人権擁護委員候補者の推薦      2議案第一六〇号 人権擁護委員候補者の推薦 第二    議案第一五七号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算(二次分)               (予算審査特別委員会審査報告) 第三   1議案第一〇八号 平成二十八年度延岡市一般会計予算      2議案第一〇九号 平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算      3議案第一一〇号 平成二十八年度延岡市食肉センター特別会計予算      4議案第一一一号 平成二十八年度延岡市介護保険特別会計予算      5議案第一一二号 平成二十八年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算      6議案第一一三号 平成二十八年度延岡市水道事業会計予算      7議案第一一四号 平成二十八年度延岡市下水道事業会計予算               (予算審査特別委員会審査報告
    第四   1議案第一一五号 エンジン01のべおか振興基金条例の制定      2議案第一一六号 延岡市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の               制定      3議案第一一七号 延岡市行政不服審査法施行条例の制定      4議案第一一八号 延岡市法務専門調査職員の任用等に関する条例の制定      5議案第一一九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定      6議案第一二〇号 延岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定      7議案第一二一号 延岡市情報公開・個人情報保護審査会設置条例の一部を改               正する条例の制定      8議案第一二二号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定      9議案第一二三号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定     10議案第一二四号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正               する条例の制定     11議案第一二五号 延岡市人事行政の運営の状況等の報告及び公表に関する条               例の一部を改正する条例の制定     12議案第一二六号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定     13議案第一二七号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する               条例の一部を改正する条例の制定     14議案第一二八号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制               定     15議案第一三一号 延岡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例               の制定     16議案第一三二号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定     17議案第一三三号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定     18議案第一四九号 延岡市過疎地域自立促進計画の策定               (総務財政委員会審査報告) 第五    議案第一五八号 議決事項の一部変更               (総務財政委員会審査報告) 第六   1議案第一三四号 延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定      2議案第一三五号 延岡市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定      3議案第一三六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定      4議案第一三七号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定      5議案第一三八号 延岡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一               部を改正する条例の制定      6議案第一三九号 延岡市簡易水道事業条例を廃止する条例の制定      7議案第一四〇号 延岡市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例を廃               止する条例の制定               (都市建設委員会審査報告) 第七   1議案第一四一号 延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する条               例の一部を改正する条例の制定      2議案第一四二号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定      3議案第一五〇号 財産の処分               (経済環境委員会審査報告) 第八   1議案第一四三号 延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定      2議案第一四四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定      3議案第一四五号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運               営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定      4議案第一四六号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設               備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る               介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定め               る条例の一部を改正する条例の制定      5議案第一四七号 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例               の整備に関する条例の制定      6議案第一四八号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制               定               (福祉教育委員会審査報告) 第九   1報告第 二七号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の               額の決定)      2報告第 二八号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の               額の決定)      3報告第 二九号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の               決定)      4報告第 三〇号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の               額の決定)      5報告第 三一号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の               額の決定)      6報告第 三二号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の               決定) 第十    決議第  一号 「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致               に関する決議(案) 第十一   総務財政委員会所管事務調査報告 第十二   都市建設委員会所管事務調査報告 第十三   経済環境委員会所管事務調査報告 第十四   福祉教育委員会所管事務調査報告 第十五   広報・広聴特別委員会報告 第十六   議会のあり方検討特別委員会報告 第十七   請願及び陳情の処理 本日の会議に付した事件 日程第一   1議案第一五九号 人権擁護委員候補者の推薦        2議案第一六〇号 人権擁護委員候補者の推薦 日程第二    議案第一五七号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算(二次分)                 (予算審査特別委員会審査報告) 日程第三   1議案第一〇八号 平成二十八年度延岡市一般会計予算        2議案第一〇九号 平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算
           3議案第一一〇号 平成二十八年度延岡市食肉センター特別会計予算        4議案第一一一号 平成二十八年度延岡市介護保険特別会計予算        5議案第一一二号 平成二十八年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算        6議案第一一三号 平成二十八年度延岡市水道事業会計予算        7議案第一一四号 平成二十八年度延岡市下水道事業会計予算                 (予算審査特別委員会審査報告) 日程第四   1議案第一一五号 エンジン01のべおか振興基金条例の制定        2議案第一一六号 延岡市消費生活センターの組織及び運営等に関する条                 例の制定        3議案第一一七号 延岡市行政不服審査法施行条例の制定        4議案第一一八号 延岡市法務専門調査職員の任用等に関する条例の制定        5議案第一一九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定        6議案第一二〇号 延岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定        7議案第一二一号 延岡市情報公開・個人情報保護審査会設置条例の一部                 を改正する条例の制定        8議案第一二二号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定        9議案第一二三号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定       10議案第一二四号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を                 改正する条例の制定       11議案第一二五号 延岡市人事行政の運営の状況等の報告及び公表に関す                 る条例の一部を改正する条例の制定       12議案第一二六号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の                 制定       13議案第一二七号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関                 する条例の一部を改正する条例の制定       14議案第一二八号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例                 の制定       15議案第一三一号 延岡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する                 条例の制定       16議案第一三二号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定       17議案第一三三号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定       18議案第一四九号 延岡市過疎地域自立促進計画の策定                 (総務財政委員会審査報告) 日程第五    議案第一五八号 議決事項の一部変更                 (総務財政委員会審査報告) 日程第六   1議案第一三四号 延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定        2議案第一三五号 延岡市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定        3議案第一三六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定        4議案第一三七号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定        5議案第一三八号 延岡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例                 の一部を改正する条例の制定        6議案第一三九号 延岡市簡易水道事業条例を廃止する条例の制定        7議案第一四〇号 延岡市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例                 を廃止する条例の制定                 (都市建設委員会審査報告) 日程第七   1議案第一四一号 延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正す                 る条例の一部を改正する条例の制定        2議案第一四二号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定        3議案第一五〇号 財産の処分                 (経済環境委員会審査報告) 日程第八   1議案第一四三号 延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の                 制定        2議案第一四四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定        3議案第一四五号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及                 び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条                 例の制定        4議案第一四六号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員                 、設備及び運営並びに指定地域密着型介                 護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援                 の方法に関する基準を定める条例の一部                 を改正する条例の制定        5議案第一四七号 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係                 条例の整備に関する条例の制定        6議案第一四八号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例                 の制定                 (福祉教育委員会審査報告) 日程第九   1報告第 二七号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠                 償の額の決定)        2報告第 二八号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠                 償の額の決定)        3報告第 二九号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の                 額の決定)        4報告第 三〇号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠                 償の額の決定)        5報告第 三一号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠                 償の額の決定)        6報告第 三二号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の                 額の決定) 日程第十    決議第  一号 「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会                 招致に関する決議(案) 日程第十一   総務財政委員会所管事務調査報告 日程第十二   都市建設委員会所管事務調査報告 日程第十三   経済環境委員会所管事務調査報告 日程第十四   福祉教育委員会所管事務調査報告 日程第十五   広報・広聴特別委員会報告 日程第十六   議会のあり方検討特別委員会報告 日程第十七   請願及び陳情の処理 ◎午後二時零分 開議 ○議長(上田美利君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております日程表のとおりであります。 ◎日程第一 1議案第一五九号 人権擁護委員候補者の推薦       2議案第一六〇号 人権擁護委員候補者の推薦 ○議長(上田美利君)  日程第一 議案第一五九号人権擁護委員候補者の推薦外一件を一括議題といたします。  当局の提案理由の説明を求めます。      〔市長(首藤正治君)登壇〕
    ○市長(首藤正治君)  ただいま議題となりました議案につきまして、御説明申し上げます。  議案第一五九号及び議案第一六〇号は、人権擁護委員候補者の推薦でございます。  本案は、人権擁護委員の緒方忠久氏並びに吉井泰俊氏の任期が、本年六月三十日をもって満了となることから、その後任候補者を法務大臣宛て推薦するものでございます。  まず、議案第一五九号は、人権擁護委員に、引き続き緒方忠久氏を推薦するものでございます。  緒方氏は、昭和四十三年から教職につかれ、平成十八年に延岡市立土々呂小学校校長を最後に退職されました。学校教育の現場における人権・同和教育の実践や研修等を通して、人権問題に対する深い理解と認識を持っておられ、また、平成二十三年十二月から四年間、本市の選挙管理委員会委員長を務めていただいております。  人権擁護委員としましては、平成二十二年から二期務められ、市民相談や各種啓発活動に積極的に取り組んでいただいております。  次に、議案第一六〇号は、人権擁護委員に、引き続き吉井泰俊氏を推薦するものでございます。  吉井氏は、普門寺の住職を務められる傍ら、平成七年から十八年間、民生委員児童委員として御活動いただくとともに、平成三年から現在まで保護司としても活動され、地域を初めとする人権問題等の相談や指導、助言を行っており、地域住民からの厚い信頼を得ておられます。  人権擁護委員としましては、平成二十二年から二期務められ、地域と密着した人権擁護委員活動に積極的に取り組まれております。  両氏とも、人格・識見ともに人権擁護委員として適任であると考えますので、推薦に御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  これより一括質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案二件については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一五九号人権擁護委員候補者の推薦及び議案第一六〇号人権擁護委員候補者の推薦の二件を一括採決いたします。  本二件は、原案のとおり推薦に同意することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件は原案のとおり推薦に同意することに決定いたしました。 ◎日程第二 議案第一五七号 平成二十七年度延岡市一般会計補正予算(二次分) ○議長(上田美利君)  日程第二 議案第一五七号平成二十七年度延岡市一般会計補正予算を議題といたします。  予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔予算審査特別委員会委員長(稲田雅之君)登壇〕 ○予算審査特別委員会委員長(稲田雅之君)  予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  ただいま議題となっております議案第一五七号平成二十七年度延岡市一般会計補正予算につきましては、三月十六日に上程され、設置されておりました本特別委員会に審査を付託されたのであります。  本委員会といたしましては、三月二十二日に委員会を開き、市長を初め、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  本案は、歳入歳出それぞれ一億百三万五千円を追加し、予算総額を五百九十一億三千百九十八万八千円とするものであります。  主な内容といたしましては、国の補正予算に盛り込まれました地方創生加速化交付金を活用し、県境を越えた佐伯市との連携による「食のまちづくり」を軸とした事業や、広域連携による観光振興、ものづくりなどに関する事業等を実施するとともに、地域少子化対策重点推進交付金を活用した事業をあわせて実施するものであります。  この補正財源として、国庫支出金、県支出金、繰入金などが追加計上されております。  また、繰越明許費は、今回の補正予算における全ての事業を、地方自治法第二百十三条第一項の規定により、繰り越すものであります。  審査において、委員より「道の駅北川はゆま機能強化事業」に関して、「今後、浄化槽の整備はどのような計画となっているのか」との質疑がなされ、当局より「現在、国土交通省と関係団体で、道の駅北川はゆま支援協議会を設立しており、この中で駐車場の整備とあわせて浄化槽の整備も協議していきたい」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一五七号平成二十七年度延岡市一般会計補正予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◎日程第三 1議案第一〇八号 平成二十八年度延岡市一般会計予算       2議案第一〇九号 平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算       3議案第一一〇号 平成二十八年度延岡市食肉センター特別会計予算       4議案第一一一号 平成二十八年度延岡市介護保険特別会計予算       5議案第一一二号 平成二十八年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算       6議案第一一三号 平成二十八年度延岡市水道事業会計予算       7議案第一一四号 平成二十八年度延岡市下水道事業会計予算 ○議長(上田美利君)  日程第三 議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算外六件を一括議題といたします。  予算審査特別委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔予算審査特別委員会委員長(稲田雅之君)登壇〕 ○予算審査特別委員会委員長(稲田雅之君)  予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  ただいま議題となっております議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算外六件の平成二十八年度予算につきましては、今期定例会初日に上程され、市長の施政方針並びに提案理由の説明を受け、三月十日に、議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに審査を付託されたのであります。  本委員会では、四分科会を設置し、三月十四日及び十五日の二日間、一般会計歳出及び各特別会計予算並びに各企業会計予算につきまして審査を行ったのであります。  さらに、三月十六日には、全体会を開き、各分科会会長の審査結果の報告を求めるとともに、一般会計歳入を含め、総括的に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  平成二十八年度当初予算の規模につきましては、一般会計が五百八十八億三百万円であり、前年度比二・〇%の増額となっております。  特別会計は、三百三十三億八千九十五万七千円、企業会計は、百八億七千九百二十三万三千円であり、全会計では一千三十億六千三百十九万円の予算規模となっております。  予算全体を見てみますと、市税や地方消費税交付金は増加しているものの、地方交付税国県支出金は減少しており、財源調整用基金合併特例債などを活用し、財源の確保、調整を図るとともに、徹底した経費の節減、合理化等を行いながら、限られた財源の重点的配分に取り組んだ内容となっております。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計補正予算に関し、歳出について、各分科会で出された質疑等の主なものを申し上げます。  まず、第一分科会では、総務管理費の津波避難施設整備事業に関し、委員より「津波避難タワー整備の過程で、地域住民の避難方法や備品の要望などの協議はどのようになるのか」との質疑がなされ、当局より「避難訓練を繰り返す中で、避難の際に必要な物は何か、また、それを避難所に備えるべきか自宅に備えるべきかといったことを含め、地域の方々と議論しながら内容をつくり上げていきたい」との答弁があったのであります。  次に、第二分科会では、道路橋梁費の橋梁長寿命化修繕事業に関し、委員より「災害発生時には、出北陸橋が主要な道路上の橋梁の一つになると考えるが、修繕の計画はないのか」との質疑がなされ、当局より「出北陸橋は、来年度の修繕計画には入っていないが、この橋梁の修繕にはJRとの協議が必要であり、その協議を平成二十九年度に行う予定となっている」との答弁があったのであります。  次に、第三分科会では、清掃費の川島埋立場跡地活用事業に関し、委員より「跡地の規模と、実際にどのような施設が整備される予定なのか」との質疑がなされ、当局より「跡地は約四万平方メートルが利用可能で、平成二十八年度は、給排水、トイレ、道路、あづまやなどについて詳細設計を実施する。また、本事業完了時には健康遊具が設置され、サッカーやソフトボール、グラウンドゴルフなどが行える多目的広場が整備される予定である」との答弁があったのであります。  次に、第四分科会では、教育総務費のふるさと教育推進事業に関し、委員より「副読本が小学三・四年生を対象にしたものに限定されているが、ほかの学年に拡充していく考えはあるのか」との質疑がなされ、当局より「副読本については、主に小学三・四年生の社会科を考えているが、より広く活用することも可能と考える。ただし、今後、ふるさと教育を充実させるためには、小学校・中学校間において、全体計画、年間計画を定める必要がある」との答弁があったのであります。  その後、全体会において、歳入歳出全般に関しまして質疑がなされましたが、その中の主なものにつきまして御報告をいたします。  まず、歳出の地域振興基金について、委員より「二十八年度予算においては、今まで一般財源で行われていた事業に対して、地域振興基金が充てられているが、当該基金のあり方について、どのように考えているのか」との質疑がなされ、当局より「地域振興基金は、新市建設計画に定められた地域の活性化につながる事業に充当できることから、そのような事業の財源調整に活用している。二十八年度予算については、延岡市総合戦略に掲げた事業の主なものへ半額程度、充てている」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「学校の整備や児童の学力向上に資する事業に当該基金を充てることはできないのか」との質疑がなされ、市長より「市の施策において、全般にわたり、施策需要が資金供給を上回っているのが現状である。このような中で、二十八年度は延岡市総合戦略を軸に取り組むこととしている。しかし、教育も重要な分野であると認識しており、耐震化に一定のめどがついた段階を迎えたため、次の段階に向けて、しっかりと取り組んでいきたい」との答弁があったのであります。  次に、移住者に対する支援事業に関し、委員より「これから移住の促進を進める中で、移住者に対する条件整備を条例等で規定する必要はないのか」との質疑がなされ、市長より「移住者においては、多種多様なケースが考えられるため、まずは、二十八年度から新たに設置する専門窓口を通し、移住希望者のニーズの把握や、それぞれの事情の把握に努めつつ、体制を整えていく手順が望ましいと考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一〇九号平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算から議案第一一二号平成二十八年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算までの各特別会計四件、並びに議案第一一三号平成二十八年度延岡市水道事業会計予算及び議案第一一四号平成二十八年度延岡市下水道事業会計予算の各企業会計二件の計六件につきましては、各分科会会長の審査結果の報告を受けた後、採決の結果、議案第一一〇号、第一一三号及び第一一四号の三件につきましては、全員異議なく、また、議案第一〇九号、第一一一号及び第一一二号の三件につきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、我が国の経済状況は、国の月例経済報告によれば、「景気は一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている」とのことでありますが、地方においては、その実感に乏しく、本市の財政運営も引き続き難しい状況が続くものと思われます。  そうした中、四月二十四日には東九州自動車道が北九州まで全線開通することとなり、本市は歴史的にも新たな局面を迎えることとなります。今後は、第六次延岡市長期総合計画や延岡市新時代創生総合戦略を踏まえ、雇用の創出や中心市街地の活性化など、さまざまな施策を推進し、また、本市の歴史・文化や新たな顔となった「食」などの魅力を積極的に発信し、人口減少に歯どめをかける施策が必要となります。  当局におかれましては、今回の審査の過程で各委員から出されました意見を十分に考慮していただき、議会との連携も図りながら、今後の予算執行に当たりましては、最少の経費で最大の効果が得られますよう、一層の御努力をお願い申し上げます。  以上、予算審査特別委員会における審査の経過並びに結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。  通告がありますので、順次、発言を許可いたします。  初めに、二三番 平田信広議員の発言を許可いたします。      〔二三番(平田信広君)登壇〕 ○二三番(平田信広君)  日本共産党の平田信広です。
     今三月定例議会は、一年間の予算や方針を決める大変重要な議会ですが、議会の申し合わせにより、私は一般質問ができませんでした。きょう、最終日にやっと本会議の壇上に立てましたので、少し時間をいただき、討論を行いたい思いますので、よろしくお願いいたします。  実は、この一カ月ほどの間に、三人の市民から市職員の接遇を褒められました。一人の方は、よく市役所の批判をされる方で、大変辛口のずけずけ物を言う人ですが、「今、市役所に行ってみない、全然対応がいいちゃが」と、中学校の卒業式の来賓が多くいる控室で言われました。  また、別の方は、一昨日になりますが、私が生活相談に乗っていて、そんな話になりました。私が「一階の市民課でしょう」と言ったら「いや、市民課もだが、三階の農山村整備課も昔と全く違って対応がよくなった」と言われました。よく仕事で市役所に出入りされる方のようでしたが、私は、市政の批判はよく聞いてきたので、今回は自分のことのようにうれしくなったのでした。ぜひ、今後も市民の市役所として頑張ってほしいと思います。  それでは、本題に入りたいと思います。  ただいま議題となっています議案のうち、議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算、議案第一〇九号平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算、議案第一一一号平成二十八年度延岡市介護保険特別会計予算、議案第一一二号平成二十八年度延岡市後期高齢者医療保険特別会計予算の四件について、一括討論を行います。  衆議院を通過した国の予算案は、一体、誰のための予算なのか。二〇一六年度の政府予算案の中身を見て、改めて怒りが込み上げています。  現在の安倍政権での予算案は四度目で、予算規模は過去最大の九十六兆七千二百十八億円に達しましたが、国民の暮らしを支える社会保障、文教、中小企業などの分野は、抑制・削減が目立ちます。  削減の最大の標的になったのが社会保障です。高齢者人口の増加や医療技術の進歩などにより、日本の社会保障の自然増は一兆円程度になると言われていますが、今年度の予算は半分の約五千億円しか認めていません。これに対して軍事費は、第二次安倍政権発足後、四年連続で増加しただけでなく、新年度は初めて五兆円を突破しました。他の予算が財政健全化計画の名のもとで、専ら削減・抑制されているのに、軍事費の聖域扱いは異常であります。  昨年九月、安倍政権は、国民のわき上がる反対世論を無視して、日本がアメリカの戦争に参加できる安保関連法、すなわち戦争法を強行しました。その後の最初の予算編成で、軍事費を増大させ、集団的自衛権の行使に向けた装備を次々購入する姿勢は、国民の平和への願いにも反しております。「社会保障のため」と言って消費税増税を国民に押しつけながら、予算編成のたびに社会保障費が削減の焦点になること自体、国民は納得ができません。  政府は、新年度の消費税による収入を十七兆円弱と見込んでいるようです。法人税の約一・四倍です。大もうけをしている大企業には法人税の実効税率を三二・一一%から二九・九七%まで前倒しで引き下げる大盤振る舞いです。庶民を苦しめながら、財界大企業を優遇する。大企業がもうかれば経済がよくなるというアベノミクスは、もはや通用しません。  読売新聞の二月二十六日付、世論調査で、景気回復を「実感していない」と回答した人は、八四%に達していました。景気回復を感じている国民が非常に少ないという現実です。  このように、国の予算は「軍拡」「大企業応援」「社会保障改悪」「格差拡大」予算になっており、地方の暮らしや経済、中小商工業者の営業、低所得者の暮らしに大きなしわ寄せを強制する予算になっているのです。  さて、そういった国の予算案が組まれている中での、今回の延岡市の当初予算であります。本市の予算は、施政方針で、今回も徹底した経費の節減、合理化を行い、最少の経費で最大の効果が得られるように編成を行ったとしております。  新年度の当初予算の中身を見ますと、延岡駅周辺整備事業や内藤記念館再整備事業などの大型事業が組まれています。これらの事業は、今後の具体的な取り組み内容が気にかかるところであります。  また、昨年から子どもの医療費を、入院のみですが、小学校卒業まで拡充する予算が組まれました。これは市民から感謝の声が寄せられています。できれば、私や幾人かの議員が要望しているような、さらなる充実を願っていたのでありますが、新年度はまだ実施される方向でないのが残念です。  この問題は、当局は医療体制に問題があると言われておりますが、少なくとも入院の中学校までの拡充は、やはり予算上の問題だと思っておりますので、急いだ拡充を改めて求めておきたいと思います。  また、小中学校の耐震化が公約どおりに今年度で一〇〇%達成するとのことで、学校教育環境の整備は、新たな段階の予算が組まれているようでありますので、期待したいと思います。  また、さらに住宅リフォーム商品券事業がリニューアルされて、新たに仕事と暮らし応援リフォーム商品券事業の予算が組まれています。従来の商品券事業の再利用率が高まったということで改変する内容のようですが、住宅リフォーム商品券事業の一つの目的であった景気対策という面で、活用が広がるのか若干の心配をしますが、ぜひ成功させてほしいと思います。  ただ、従来の商品券事業には、依然として要望が大変強いものがあります。私は、ことし初めて利用しようかなと思っていたところ、改変でありまして大変残念に思っております。予算規模は少なくて済むと思いますので、今後、再利用を制限する形での再事業も考えてほしいと思います。  林業分野で、循環型林業促進事業で予算が増額されています。これについては、私も要望を受けていた一人として喜びたいと思います。  このように、これら一連の事業予算につきましても、期待し感謝したいと思います。このように予算全体としては、課題も多くありますが、特に大きな問題もない予算だと思っております。  しかし、市の当初予算には、当然、最初に述べたような国の政策や予算の制約や影響があります。国保や後期高齢者医療制度に関する予算、介護保険制度などの関連予算は、市民負担軽減とはなっておりません。特に、私どもが再々要求しています、国保税の引き下げには、国の政策が直結しており、その影響で国保会計への繰り出しが抑えられたりしています。  また、昨年に引き上げられた介護保険料の負担感は、大きくなるばかりですが、それに対する負担軽減措置も十分ではありません。高齢者や低所得者は大変つらい思いをしています。  このように、全体的に社会保障分野の予算が、私たちが住民負担軽減を願って要求しているのに比べて不十分になっていることは否めません。この点は、大いなる工夫や改善を求めたいと思います。これらの住民福祉向上が、地方自治体に課せられた最大の仕事だと思います。ですから、今回の予算に対しては、全体的に賛同する内容が多いとはいえ、問題点に目をつぶって同意できないのであります。どうか、こういった問題点につきまして、今後とも市長におかれましては、生活者の目線での政策遂行に当たってもらうことを要望して、議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算について、反対の討論といたします。  次に、特別会計の国民健康保険特別会計ですが、依然として続く不況の中、全国的にその保険料負担の滞納者がふえ続けています。  そんな中で、私たちは引き下げの要望をお願いしていました。しかし、現在の国保会計の厳しさから、かなえられていません。この国保料に対する市民の負担は、耐えがたいものとなっています。この国保会計は、国の補助金が連続的に削減されてきたことが最大の原因で厳しいものになっていることは知っていますし、地方の努力も限界があることは理解しています。  しかし、国は、さらに今後、県単位の広域化を平成三十年度から進める方針で、市民の声が届きにくくするなども画策して、将来的にさらなる保険料の引き上げも考えられます。私どもは、重ねて、当局が知恵を絞った保険料の引き下げなどによる負担軽減を要望したいと思います。  このことは、介護保険特別会計にも、また、もともと制度自体に反対して一刻も早い廃止を求めている後期高齢者医療制度会計にも言えることであります。社会保障制度であるはずのこれらの制度への市民負担は、このままでは、その目的から外れて、低年金者などの低所得層は、その負担で生活ができなくなるとの声を多く聞きます。  また、これらが、冒頭に話したように、せっかく市職員の接遇の評判が大変好評を得ているのに、私が問題にする国政への不信ではなくて、延岡市政や市議会不信につながっていることも懸念します。ですから、私は弱者対策を強化する意味からも、今ある減免措置の拡充、充実を含めて、もっと負担軽減措置を求めるものであります。  以上のように、三つの特別会計では、国の予算や施策への批判と制度の抜本的改善、また、延岡市の思い切った負担軽減対策と措置を求めたいと思います。  以上、理由を述べて、議案第一〇九号、議案第一一一号及び議案第一一二号の特別会計予算に反対の討論といたします。 ○議長(上田美利君)  次に、一八番 内田理佐議員の発言を許可いたします。      〔一八番(内田理佐君)登壇〕 ○一八番(内田理佐君)  ただいまから、議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算及び議案第一〇九号から議案第一一四号までの各特別会計、並びに各企業会計予算の合計七件について、自民党きずなの会を代表し、賛成の立場から討論を行います。  我が国の経済状況は、内閣府が二月に発表しました月例経済報告によりますと、「景気は、このところ一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている」との見解が示されたところであります。また、「先行きについては、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待される」とされている一方、「ただし、海外経済で弱さが見られており、これが影響して我が国の景気が下押しされるリスクがある」とも示されております。  このような経済状況は、地方都市である本市にも影響しますので、景気の動向を十分に注視していく必要があります。  さて、国の平成二十八年度一般会計当初予算の規模は、前年度比〇・四%増の九十六兆七千二百十八億円で、政策的経費についても、前年度比〇・三%増の七十三兆一千九十七億円となっております。  また、地方財政におきましては、東日本大震災分を除く、通常収支分の地方財政計画において、地方税や地方交付税など、一般財源総額の確保を図った上で、歳出では、社会保障関係経費の増加などにより、全体では前年度に比べ〇・九%の増加となっております。  このような財政環境の中、本市の平成二十八年度一般会計当初予算は、五百八十八億三百万円で、前年度に比べ十一億六千五百万円、伸び率で二・〇%の増加となり、過去二番目の予算規模となっております。  増加の要因は、大型事業を中心に、投資的経費の伸びが影響しており、その中身を見てみますと、グランドオープンを控えた新庁舎建設事業の事業費が大きく増加しているほか、中心市街地プロジェクト推進事業でも、賑わいの拠点となる複合施設の建設に着手することなどにより、事業費が増加しております。このほか、本市アスリートタウンの拠点となる西階陸上競技場改修事業も計上されており、普通建設事業費全体では、前年度に比べ約九億二千四百万円、伸び率で一二・四%の大きな伸びとなっております。  また、国民健康保険や介護保険など、特別会計への繰出金も前年度に比べ約二億九百万円増加しており、増加要因の一つとなっております。  歳入におきましては、市税では、法人市民税が減少しているものの、固定資産税等が増加しており、市税全体では、前年度に比べ約五千万円、〇・四%の増加となっております。  また、地方交付税国県支出金は、前年度に比べ減少となっている一方、地方消費税交付金は、税率引き上げ後の実績により、三億円、一五・八%の大幅な増加となっております。  市債については、普通建設事業費の伸びに伴い、前年度より約六億三千万円、一一・八%の増加となっているほか、基金繰入金は、庁舎建設整備基金の繰り入れ等により、全体で約七億七千六百万円、四二・三%の増加になっております。  一方、歳出におきましては、先ほど述べました大型事業のほかにも、昨年十月に策定された延岡新時代創生総合戦略に基づき、地方創生、人口減少克服に向けた取り組みとして、クレアパーク延岡工業団地機能強化事業や延岡市移住促進事業、(仮称)子どもの城整備事業、さらには、前年度までの住宅リフォーム商品券事業からリニューアルした、仕事と暮らし応援リフォーム商品券事業や移住・子育て住まい支援事業など、雇用創出や移住・定住、子育て支援などを積極的に推進する事業が数多く計上されております。  また、観光の産業化に係る事業や有害鳥獣対策、六次産業化支援など、第一次産業の振興に係る事業、さらには、津波避難タワーや防災行政無線デジタル化など、災害に強いまちづくりを推進する事業、小中学校施設の改善を図る事業や健康長寿のまちづくりを進める事業など、市民生活に密着した事業についても継続して盛り込まれております。  新規事業については、一般会計で五十五件、約九億一千七百万円となっており、各分野における、本市にとって緊急性・必要性の高い事業が積極的に計上されているとともに、新たな市民ニーズにも配慮された予算編成となっております。  これまで述べましたように、一般会計の予算総額は投資的経費の増加を要因に伸びておりますが、その財源としては、財政調整基金や庁舎建設整備基金など、基金の有効活用により、その確保・調整がなされております。  また、市債については、交付税措置のある有利な合併特例債を活用するなど、将来の財政の健全性の確保にも配慮しながら、予算編成されましたことについて、一定の評価をするところであります。  本市は、去る二月二十日に合併十周年の節目を迎えたところであります。また、この四月には、東九州自動車道が、いよいよ北九州市まで開通いたします。本市のさらなる発展につなげるため、各種大型事業や災害に強いまちづくり、健康長寿のまちづくり、また、延岡新時代創生総合戦略に掲げた事業など、各種事業を展開し、市民生活や福祉の向上を図るとともに、本格的な高速道路時代における、東九州の中心都市にふさわしい自治体としての役割を果たすことを期待いたしまして、平成二十八年度一般会計予算、各特別会計予算並びに各企業会計予算に対する賛成討論といたします。 (降壇) ○議長(上田美利君)  以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、まず議案第一〇八号平成二十八年度延岡市一般会計予算を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(上田美利君)  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第一〇九号平成二十八年度延岡市国民健康保険特別会計予算、議案第一一一号平成二十八年度延岡市介護保険特別会計予算、議案第一一二号平成二十八年度延岡市後期高齢者医療特別会計予算の三件を一括採決いたします。  本三件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本三件は、委員長の報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(上田美利君)  起立多数であります。よって、本三件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第一一〇号平成二十八年度延岡市食肉センター特別会計予算、議案第一一三号平成二十八年度延岡市水道事業会計予算、議案第一一四号平成二十八年度延岡市下水道事業会計予算の三件を一括採決いたします。  本三件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本三件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本三件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第四 1議案第一一五号 エンジン01のべおか振興基金条例の制定       2議案第一一六号 延岡市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定       3議案第一一七号 延岡市行政不服審査法施行条例の制定       4議案第一一八号 延岡市法務専門調査職員の任用等に関する条例の制定       5議案第一一九号 延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定       6議案第一二〇号 延岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定       7議案第一二一号 延岡市情報公開・個人情報保護審査会設置条例の一部を改正する条例の制定       8議案第一二二号 延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定       9議案第一二三号 延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定      10議案第一二四号 延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定      11議案第一二五号 延岡市人事行政の運営の状況等の報告及び公表に関する                条例の一部を改正する条例の制定      12議案第一二六号 延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定      13議案第一二七号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関す                る条例の一部を改正する条例の制定      14議案第一二八号 証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定      15議案第一三一号 延岡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定      16議案第一三二号 延岡市税条例の一部を改正する条例の制定      17議案第一三三号 延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定      18議案第一四九号 延岡市過疎地域自立促進計画の策定 ○議長(上田美利君)  日程第四 議案第一一五号エンジン01のべおか振興基金条例の制定外十七件を一括議題といたします。  総務財政委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)  総務財政委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一一五号エンジン01のべおか振興基金条例の制定外十七件であります。  本委員会といたしましては、三月十七日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第一一五号は、エンジン01のべおか振興基金条例の制定であります。
     本案は、エンジン01文化戦略会議オープンカレッジinのべおか実行委員会の解散に伴う本市への事業費残余金の寄附により、エンジン01文化戦略会議と連携し、食及び文化芸術を生かした地域振興を図ることを目的とする事業に活用するための基金を創設することにつきまして、地方自治法第二百四十一条第一項の規定に基づき、条例を制定するものであります。  審査において、まず、委員より「当該基金は、エンジン01に関連した事業にしか使えないのか」との質疑がなされ、当局より「基本的には、エンジン02の開催に活用することを想定しているが、エンジン01事務局と連携した事業で効果があると思われる事業であれば活用したい」との答弁があったのであります。  さらに、委員より「具体的には、どのような事業が考えられるのか」との質疑がなされ、当局より「例えば、エンジン01でつながりを持つことのできた講師の方に講演を行っていただいたり、中学校等で出前事業を行っていただくなど、エンジン01の開催効果を引き続き活用できるような事業であれば、基金の活用を検討する」との答弁があったのであります。  次に、委員より「エンジン02は、どれくらいの規模を考えているのか」との質疑がなされ、当局より「エンジン02の開催時期や規模については、エンジン01事務局とこれから協議していくこととなるが、他市の事例では、講師が十名程度の規模が多く、同程度になるのではないかと考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一一六号は、延岡市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定であります。  本案は、不当景品類及び不当表示防止法等の一部を改正する等の法律において、消費者安全法の一部が改正されたことにより、消費生活相談等の事務を行う「消費生活センター」を設置する市町村は、内閣府令で定める基準を参酌して、その組織及び運営に関する事項等について条例で定めることとされたため、新たに条例を制定するものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一一七号延岡市行政不服審査法施行条例の制定から、議案第一二二号延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定までは、行政庁の処分等に関する不服申し立ての公正性・利便性の向上等を図るため、本年四月一日から行政不服審査法の全部が改正されるとともに、三百六十一の関係法律が改正され、行政不服審査法その他の法律に定められた不服申立制度に変更が生じることから、関係する条例の制定及び一部改正を行うものであります。  まず、議案第一一七号は、延岡市行政不服審査法施行条例の制定であります。  本案は、審査請求に係る裁決をする際には、原則として、第三者機関に諮問することが義務づけられたことから、附属機関として「延岡市行政不服審査会」を設置するなど、新たに条例を定めるものであります。  次に、議案第一一八号は、延岡市法務専門調査職員の任用等に関する条例の制定であります。  本案は、審査請求に係る審理手続を行う者として、職員の中から審理員を指名することとされたことに伴い、弁護士等を審理員に指名することができるよう、非常勤特別職である「法務専門調査職員」として任用するため、新たに条例を定めるものであります。  次に、議案第一一九号は、延岡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、情報公開制度に関する審査請求について、法改正に伴う所要の改正を行うものであります。  次に、議案第一二〇号は、延岡市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、個人情報保護制度に関する審査請求について、法改正に伴う所要の改正を行うほか、個人情報の保護や不正な収集の防止を図るため、罰則規定を設けるものであります。  次に、議案第一二一号は、延岡市情報公開・個人情報保護審査会設置条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、これまで情報公開条例に規定していた情報公開・個人情報保護審査会の審理手続等に関する規定について、情報公開制度及び個人情報保護制度に係る審査請求に共通の規定として、この条例に規定するなど、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第一二二号は、延岡市行政手続条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、行政不服審査法の改正及び行政手続法の改正に合わせて、文言を整理するものであります。  本六件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、審査において委員より「行政不服審査会の委員は、どのような構成になるのか」との質疑がなされ、当局より「現在、構成されている情報公開・個人情報保護審査会の委員三名に学識経験者として大学教授と行政相談員の二名を加えた、計五名の構成を考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本六件につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二三号は、延岡市職員定数条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、第六次延岡市行財政改革において、主要目標に掲げた職員数百名削減の目標が達成されたことを受け、現状の実職員数と定数に大きな開きが生じていることなどから、職員の定数を改正するものであります。  審査において、委員より「教育委員会事務局においては、定数が百一名の減となっているが、執行体制に問題はないのか」との質疑がなされ、当局より「今後の業務や市民サービスの提供については、問題ないと考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二四号は、延岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が施行され、地方公務員法第二十四条第二項が削られるため、本条例の影響する部分について、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二五号は、延岡市人事行政の運営の状況等の報告及び公表に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が施行され、「人事行政の運営等の状況の公表事項」に変更が生じるとともに、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二六号は、延岡市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、今後も引き続き勧奨退職に取り組むため、勧奨を受けて退職した場合の退職手当の基本額に係る特例の適用期間を見直すとともに、行政不服審査法の改正に伴う所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二七号は、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、地方公務員災害補償法施行令の一部が改正され、傷病補償年金と障害厚生年金等が併給される場合等の調整率が改正されたことから、本条例の影響する部分について、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一二八号は、証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、農業委員会等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、条例中に同法の条文を引用する部分につきまして、所要の改正を行うとともに、あわせて、本条例に基づき実費弁償が支払われる証人等の範囲につきまして、明確化するものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三一号は、延岡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、行政不服審査法の改正に伴い、審査申出書に記載する事項の追加や書面の交付に係る手数料の納入など、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三二号は、延岡市税条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、地方税法施行規則の一部を改正する省令等の一部を改正する省令により、個人市民税及び特別土地保有税の減免申請書については、納税義務者、特別徴収義務者等の負担を軽減するため、個人番号の記載を要しないこととされたことから、所要の改正を行うとともに、行政不服審査法の改正に伴い、条文中の用語を整理するものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三三号は、延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取り扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が改正されたことに伴い、近年、新たに市場に流通してきた設備や器具について、離隔距離等の基準の整備を図るなど、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一四九号は、延岡市過疎地域自立促進計画の策定であります。  本案は、平成二十七年度までの時限立法であった「過疎地域自立促進特別措置法」の有効期限が五年間延長されたことに伴い、同法に基づく財政上の特別措置等を引き続き活用するため、新たに本市の計画を策定するものであります。  審査において、委員より「当該計画では三百七十一事業が計画されているが、どのようなことを主眼に置いて過疎債を活用した事業を選択するのか」との質疑がなされ、当局より「マスタープランや総合戦略との整合を図りながら、三北地域の活性化につながるような事業を実施することが重要であると考えている。そのような考え方を基本に、事業の選定を行っていく」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務財政委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、議案第一一五号エンジン01のべおか振興基金条例の制定から議案第一二八号証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定までの十四件、議案第一三一号延岡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定から議案第一三三号延岡市火災予防条例の一部を改正する条例の制定までの三件、議案第一四九号延岡市過疎地域自立促進計画の策定の計十八件を一括採決いたします。  本十八件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本十八件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本十八件は原案のとおり可決されました。 ◎日程第五  議案第一五八号 議決事項の一部変更 ○議長(上田美利君)  日程第五 議案第一五八号議決事項の一部変更を議題といたします。  地方自治法第百十七条の規定により、吉本 靖議員の退席を求めます。      〔吉本 靖議員退席〕 ○議長(上田美利君)  総務財政委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)  総務財政委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  ただいま議題となっております議案第一五八号議決事項の一部変更につきましては、三月十六日に上程され、本委員会に審査を付託されたのであります。  本委員会といたしましては、三月十七日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  本案は、新庁舎建設二期建築主体工事において、基礎ぐいの長さを延長する設計数量の変更が生じたことなどから、十五億百三十七万八千円で共同企業体と変更契約を締結するものであります。  審査において、まず、委員より「基礎ぐいの長さを延長することによって、工期におくれは生じていないのか」との質疑がなされ、当局より「約四十日のおくれが生じているが、現時点では、業者に対して工期の短縮を要請しているところである」との答弁があったのであります。  次に、委員より「どのような経緯で、くいの長さを延長することとなったのか」との質疑がなされ、当局より「設計を行う際には、事前に九カ所のボーリング調査を行い、支持層の深さを想定していた。しかし、今回、くいの長さを延長することとなった箇所は、旧庁舎が建っていた場所であり、事前のボーリング調査を行うことができず、二期工事の基礎ぐい施工時の試験掘削において、当該箇所が急に深くなっていることが判明したためである」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務財政委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより、議案第一五八号議決事項の一部変更を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  吉本 靖議員の出席を求めます。
         〔吉本 靖議員出席〕 ◎日程第六 1議案第一三四号 延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定       2議案第一三五号 延岡市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定       3議案第一三六号 延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定       4議案第一三七号 延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定       5議案第一三八号 延岡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の                一部を改正する条例の制定       6議案第一三九号 延岡市簡易水道事業条例を廃止する条例の制定       7議案第一四〇号 延岡市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例を廃止する条例の制定 ○議長(上田美利君)  日程第六 議案第一三四号延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定外六件を一括議題といたします。  都市建設委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔都市建設委員会委員長(下田英樹君)登壇〕 ○都市建設委員会委員長(下田英樹君)  都市建設委員会における、審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております議案第一三四号延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定外六件であります。  本委員会といたしましては、三月十七日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第一三四号は、延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、建てかえ中の昭和町第一団地が本年度中に完成する予定であることから、建てかえに伴い、地番を変更するなど、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三五号は、延岡市建築審査会条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、これまで法律で規定されていた建築審査会の委員の任期について、条例に委任されることになったため、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三六号は、延岡市手数料条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、長期優良住宅認定制度について、関係する法律の施行規則の一部が改正されたことなどに伴い、既存住宅の増改築等も認定の対象となることから、認定申請に係る手数料を新たに定めるものであります。また、新たに建築物エネルギー消費性能向上計画認定制度が創設されることに伴い、認定申請等に係る手数料を新たに定めるものであります。  審査において、委員より「新築の長期優良住宅は毎年五十件から六十件程度認定されているということであるが、増改築が認定の対象に追加されると、どの程度増加する見込みであるのか」との質疑がなされ、当局より「普通住宅における増改築は、新築に対して一割から二割程度であるため、増加する件数も同程度と考えている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一三七号延岡市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定から、議案第一四〇号延岡市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例を廃止する条例の制定までの四件は、簡易水道事業統合計画に基づき、平成二十八年度に公営の簡易水道事業の全てを水道事業へと統合することなどに伴い、関係する条例について、一部改正または廃止するものであります。本四件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、まず、委員より「下水道事業について、計画一日最大処理量は、どのように算出したのか」との質疑がなされ、当局より「直近五年間の給水実績から算出した生活汚水量原単位に、工業排水量等を加味した数値を、将来予測人口に乗じて算出している」との答弁があったのであります。  次に、委員より「将来的に上水道施設と簡易水道施設の統廃合を行う考えはないか」との質疑がなされ、当局より「人口減少に加えて節水型社会の進行により、水道料金収入の増加が見込めない中、数十年先を見据えた時に、施設自体の統廃合を行わなければならないことが想定される」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、本四件につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、都市建設委員会における審査の経過並びに結果の御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一三四号延岡市営住宅条例の一部を改正する条例の制定から、議案第一四〇号延岡市簡易水道事業地方公営企業法を適用する条例を廃止する条例の制定までの七件を一括採決いたします。  本七件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本七件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本七件は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第七 1議案第一四一号 延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する                条例の一部を改正する条例の制定       2議案第一四二号 延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定       3議案第一五〇号 財産の処分 ○議長(上田美利君)  日程第七 議案第一四一号延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定外二件を一括議題といたします。  経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)  経済環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております、議案第一四一号延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定外二件であります。  本委員会といたしましては、三月十八日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第一四一号は、延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、本年度に改修工事を行った延岡市家畜排せつ物処理センターの位置について、地籍調査により地番が変更になったことに伴い、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第一四二号は、延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、情報サービス系企業の地方都市への進出が増加傾向にあるという社会情勢の変化に対応するため、工場等の指定のうち、情報サービス系企業に関する要件について、所要の改正を行うものであります。  審査において、委員より「新規雇用者に関する要件は、どう変わるのか」との質疑がなされ、当局より「これまでは常時雇用される従業員に契約社員やパート社員も含まれていたが、今後は、雇用の創出を確実なものとする観点から、正社員の雇用を新たな要件としたい。また、新規雇用者数については、これまでどおりで変更はない」との答弁がございました。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第一五〇号は、財産の処分であります。  本案は、北方町上崎地区所在の立木一万一千四百四十四・四九立方メートルを、三千四百八十五万円で、日高勝三郎商店に売却処分するものでございます。  審査において、委員より「当該地域の分収林を年次的に伐採するとのことだが、伐採後の植栽はどのように行うのか。また、費用については、どこが負担するのか」との質疑がなされ、当局より「伐採した箇所は保安林で、二年以内に植栽を行う必要があるため、伐採済の箇所から順次、植栽を行っていく。また、費用については、基本的に伐採を行った森林所有者の市が負担する規定となっている」との答弁がございました。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、経済環境委員会における審査の経過並びに結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一四一号延岡市家畜排せつ物処理センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定、議案第一四二号延岡市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定、議案第一五〇号財産の処分の三件を一括採決いたします。  本三件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本三件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本三件は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第八 1議案第一四三号 延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定       2議案第一四四号 延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定       3議案第一四五号 延岡市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び                運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定       4議案第一四六号 延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、                設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに                係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準                を定める条例の一部を改正する条例の制定       5議案第一四七号 学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条                例の整備に関する条例の制定       6議案第一四八号 延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定 ○議長(上田美利君)  日程第八 議案第一四三号延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定外五件を一括議題といたします。  福祉教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(白石良盛君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(白石良盛君)  福祉教育委員会における、審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
     今期定例会において、本委員会に付託されました案件は、ただいま議題となっております、議案第一四三号延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定外五件であります。  本委員会といたしましては、三月十八日に委員会を開き、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  これより審査の経過を御報告申し上げます。  初めに、議案第一四三号は、延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、指定管理者が施設の使用に係る料金を収入として収受できる利用料金制を、他の類似施設と同様に、老人福祉センターに採用するとともに、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、利用料金の区分について、所要の改正を行うものであります。  審査において、まず、委員より「使用料の収入は、年額三十五万円程度であるとのことだが、指定管理者の収入となる利用料金に変更すると、この金額分が指定管理料から減額されるのか」との質疑がなされ、当局より「指定管理料については、必要な経費から利用料金相当分を差し引いて算定しているところである」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一四四号は、延岡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、介護保険法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、介護認定審査会の委員の任期を、二年を超え三年以下の期間で、市町村が条例で定めることができることとなったことから、審査会の質の向上と事務の効率化を図るため、これまで二年であった委員の任期について、三年と定めるものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一四五号延岡市指定地域着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定、及び議案第一四六号延岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の二件は、介護保険法が改正されたことに伴い、それぞれの条例の基準となる省令の一部が改正されたことから、地域密着型通所介護の創設や運営推進会議の設置の義務づけなど、両条例の影響する部分について、所要の改正を行うものであります。  本二件につきましては、関連する議案でありますので、一括して審査いたしましたところ、委員より「運営推進会議の内容は、どのようなものか」との質疑がなされ、当局より「事業所が、利用者や家族、地域の代表者等に対して、サービス内容等を明らかにし、サービスの質の確保を図ることを目的として設置する会議である。おおむね六カ月に一回以上、開催するよう規定を設けている」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本二件につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一四七号は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定であります。  本案は、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴い、小学校から中学校までの教育を一貫して行う義務教育学校が制度化されたため、関係する条例について、所要の改正を行うものであります。  本案につきましては、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第一四八号は、延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定であります。  本案は、東海小学校給食調理場を単独調理場から共同調理場に建てかえることに伴い、所要の改正を行うものであります。  審査において、委員より「統合に伴い、調理士及び臨時職員数は変わるのか」との質疑がなされ、当局より「調理場の形態が変わることから、平成二十八年度中は現状のままとし、平成二十九年度には調理士を二人減員、臨時職員を二人増員する予定である。そのため、当面の間、人数の変更は行わないが、その後については、今後の状況を見ながら、減員していく予定である」との答弁があったのであります。  以上のような質疑応答を踏まえ、採決の結果、本案につきましては、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、福祉教育委員会における審査の経過並びに結果についての御報告といたします。  よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより一括討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより議案第一四三号延岡市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定から、議案第一四八号延岡市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例の制定までの六件を一括採決いたします。  本六件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本六件は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本六件は、原案のとおり可決されました。 ◎日程第九 1報告第 二七号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)       2報告第 二八号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)       3報告第 二九号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)       4報告第 三〇号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)       5報告第 三一号 専決処分の報告(車両損傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定)       6報告第 三二号 専決処分の報告(負傷事故に伴う和解及び損害賠償の額の決定) ○議長(上田美利君)  日程第九 報告第二七号専決処分の報告外五件の報告を行います。  市長の報告を求めます。      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  専決処分につきまして、御報告を申し上げます。  報告第二七号から報告第三二号までは、公用車の運転中や市道等における事故に関し、地方自治法第百八十条第一項の規定により、和解及び損害賠償の額を決定する専決処分をいたしましたので、同条第二項の規定により、これを報告するものでございます。  まず、報告第二七号は、昨年九月十九日、本市職員が公用車を運転し、駐車場から退出しようとバックで走行していたところ、駐車場のカーブ部分で左後方に駐車していた相手方車両に衝突し、同車両を損傷させたものでございます。  次に、報告第二八号は、昨年十月二十一日、相手方の所有する自家用自動車が市道熊野江港湾線を走行中、道路上の落石に乗り上げ、同車両が損傷したものでございます。  次に、報告第二九号は、昨年五月五日、相手方が市道の坂道を下っていたところ、マンホール横の道路のくぼみにつまずき転倒し、右足の甲を負傷したものでございます。  次に、報告第三〇号は、昨年十二月二日、本市職員がじんかい車を運転中、駐車場から左右を確認せずに横断してきた相手方車両と衝突し、同車両を損傷させたものでございます。  次に、報告第三一号は、昨年五月十六日、相手方の所有する自家用自動車が市道環境センター一号線の道路わきから発進するため、同市道に後進した際、道路の陥没箇所に左前輪が落ち込み、同車両が損傷したものでございます。  次に、報告第三二号は、昨年三月十九日、相手方が小雨の降る中、浜川緑道を歩行中、コケが生え、滑りやすい状態であった園路で足を滑らせ転倒し、胸椎や右足首を負傷したものでございます。  これらの事故の発生を受けまして、今後の再発防止に向けた、運転中の安全確認の徹底や施設管理等の強化を指示したところでございます。  以上で、専決処分の報告を終わります。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの報告について一括質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、報告を終わります。 ◎日程第十 決議第一号 「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議(案) ○議長(上田美利君)  日程第十 決議第一号「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議(案)を議題といたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(白石良盛君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(白石良盛君)  ただ今議題となっております決議第一号「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議案につきましては、案文を朗読することにより、提案理由にかえたいと思います。  「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議(案)  オリンピック競技大会及びパラリンピック競技大会は、スポーツを通して世界の人々が相互理解と友好親善を深め、国際平和の実現に大きく寄与する世界最大規模のスポーツの祭典であり、我が国は来る二〇二〇年東京大会の成功を目指し、大きく動き始めている。  こうした中、本大会にサーフィンが追加種目として選定されることが濃厚となり、国内有数のサーフスポットとして高い評価を受けている「お倉ヶ浜」において、大会招致の機運が高まっている。  昨年十二月には、「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会をみやざき日向へ招致する会」が結成され、宮崎県北広域サーフィン協会、東京オリンピックサーフィン競技大会招致実行委員会や関係機関が一体となった運動が活発化し、一月二十九日に開催された「東京オリンピック二〇二〇サーフィン競技をみやざき日向へ。決起大会in日向」では、約千百人が一堂に会し、招致の意気込みを全国に強く表明したところである。  オリンピック競技の招致実現は、子どもたちを初め、多くの地域住民に夢や希望、感動を与えることはもとより、今大会において初めて東京以外の地で実施される競技会場となり、賑わいの創出や大きな経済効果をもたらすことになる。また、全国の自治体が努力している「まち・ひと・しごと創生」を実現していく上で、宮崎県北をアピールする絶好の機会ともなり得る。  よって、本市議会は、県北の発展に大きく寄与するオリンピックサーフィン競技大会の「お倉ヶ浜」開催実現のため、関係機関等と連携し、サーフィン競技の追加種目決定と大会招致を強く求める。  以上、決議する。    平成二十八年三月二十四日                         延 岡 市 議 会  以上、よろしく御審議の上、御賛同いただきますよう、お願いいたします。 (降壇) ○議長(上田美利君)  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより決議第一号「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議(案)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決定いたしました。 ◎日程第十一 総務財政委員会所管事務調査報告 ○議長(上田美利君)  日程第十一 総務財政委員会の所管事務調査の報告を行います。  総務財政委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)登壇〕 ○総務財政委員会委員長(早瀨賢一君)  総務財政委員会におきます所管事務調査の御報告を申し上げます。  本委員会におきましては、本年度、「業務継続計画(BCP)策定の推進」、「消防・救急体制の充実」の二項目をテーマとし、昨年十月の先進地調査を含め、調査研究を行ってまいりました。  初めに、業務継続計画(BCP)策定の推進についてであります。  地方自治体は、災害時における対応の主体として重要な役割を担っており、大規模災害時には、行政みずからも被災し、人、物、情報等の使用できる資源に制約がかかり、復旧業務におくれが生じる可能性があります。  東日本大震災では、二十八の市町村の本庁舎が使用できなくなり、庁舎内の重要なデータが失われた市町村も多数あったため、その教訓を生かし、地方自治体における大規模災害発生時の業務継続計画の策定は急務であります。
     このような状況を踏まえ、本委員会では、静岡県三島市の調査を実施したところでありますが、業務継続計画を策定する際の注意点や全庁的な体制のあり方等を把握することができ、大変有意義な調査が実施できたところであります。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、大規模災害発生時では、業務量が急激に増加し、膨大な量となることから、非常時優先業務の執行体制や対応手順の明確化、必要資源の確保等を図り、早期により多くの業務を実施できるよう、早急に業務継続計画の策定を行っていただくよう要望するところであります。  また、災害時には、責任を負う市長みずからがリーダーシップを発揮する必要があると考えます。したがいまして、業務継続計画の策定に際しましては、部局を越えた全庁的な検討を行い、災害発生時には適切かつ迅速な対応ができるような体制を整えていただくよう要望するところであります。  なお、災害は突発的に起こるものであるため、業務継続計画を策定するだけではなく、職員の教育や訓練を繰り返し実施することが肝要であります。そして、その訓練等によって明らかになった課題や改善点を改訂等により確実に反映させ、また、電気、水、食料等の必要資源についても定期的に点検を行い、平時から設備の増強、備蓄の促進を図り、より実効性の高い計画となるよう努めていただくよう要望するところであります。  次に、消防・救急体制の充実についてであります。  本市の救急出動件数は、高齢化の進展に伴い、年々増加傾向にあり、特に救急要請件数の約四分の一を占めている南延岡出張所及び土々呂出張所の管轄する市南部地域においては、救急車両の配備がなされていないことから、一分一秒を争う救急現場への到着時間の短縮は、南部地域に居住する市民の安心・安全を確保するためにも喫緊の課題であります。  このような状況を踏まえ、本委員会では、愛知県瀬戸市の調査を実施したところでありますが、民間企業とAEDに係る協定を結び、協力体制を構築していることや、ドクターカーを活用した救急体制の構築等の取り組みは、大いに参考となったところであります。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、南延岡出張所及び土々呂出張所においては、南海トラフ地震時の津波浸水想定区域内にあることに加え、南延岡出張所は、築年数の経過による建物の老朽化も進んでいることから、現場到着時間の短縮化はもとより、災害時や救急要請時の迅速かつ的確な出動体制を構築するためにも、出張所の統合や建てかえ等を含めた消防署所の適正配置の検討を早急に行っていただくよう要望するところであります。  また、三北地域を初めとした遠隔地についても、署所の適正配置による管轄署所間の車両の柔軟な運用を含め、現場到着時間の短縮を図りながら、きめ細やかな配慮をしていただくよう、あわせて要望するところであります。  そして、近年では、建築物の大規模化・複雑化に伴い、予防業務も高度化・専門化しており、それに対応するための予防体制の充実強化、また、高齢化社会の進展に伴う救急出動の増加や救急業務の高度化に対応するための救急救助体制の充実強化等をより一層推進する必要があると考えます。  そのためには、消防団との連携や救命講習の拡充、住宅用火災警報器の設置等を促進し、また、高度で専門的な知識・技術の習得、救急救命士の養成等の人材育成を図り、より一層消防力の強化に努めていただくよう要望するところであります。  以上、総務財政委員会における所管事務調査の御報告といたします。  よろしく御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、総務財政委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ◎日程第十二 都市建設委員会所管事務調査報告 ○議長(上田美利君)  日程第十二 都市建設委員会の所管事務調査の報告を行います。  都市建設委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔都市建設委員会委員長(下田英樹君)登壇〕 ○都市建設委員会委員長(下田英樹君)  都市建設委員会における所管事務調査の御報告を申し上げます。  本委員会におきましては、本年度、「都市公園整備」及び「空き家対策」の二項目をテーマとし、昨年十月の先進地調査を含め、調査研究を行ってまいりました。  初めに、都市公園整備についてであります。  都市公園は、スポーツ・レクリエーションの場としての重要な公共施設であるとともに、良好な都市景観の形成、観光拠点、災害発生時の避難場所、災害復興拠点等、多くの役割を果たしております。  そのような中、本市におきましては、公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した遊具等の更新や修繕を行い、平成二十六年度から今年度にかけて西階モデル遊園の複合施設や、延岡植物園のアスレチック遊具の整備が行われているところであります。  また、城山公園におきましては、先月末から、先行して樹木の剪定・伐採が行われたところであり、城山公園の再整備に向けて事業の進展が図られているところであります。  このような状況を踏まえ、本委員会では、栃木県宇都宮市におきまして、宇都宮城祉公園整備の取り組みについて、調査を実施したところであります。  宇都宮市での、市民協働による城祉公園の整備や、整備後のイベント等への活用については、大いに参考となったところであります。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、まず初めに、公園遊具等の整備につきましては、長寿命化事業対象の公園の速やかな整備に取り組んでいただきたいと考えているところであります。また、回転系の遊具につきましては、パーツを分解してメンテナンスする等、きめ細かな点検を行う必要があることから、引き続き、老朽化などによる事故を未然に防ぐ取り組みに努めていただくよう要望するものであります。  次に、城山公園再整備につきましては、「延岡新時代」の観光拠点にもなり得るポテンシャルを有していることから、整備については、スピード感を持って取り組んでいただきたいと考えているところであります。  また、整備後は、景観はもとより、延岡城跡全体の魅力が向上することが期待されるため、本市の食の魅力を生かしたイベントの開催など、観光分野との連携も図りながら、市内外の方が城山公園に一層親しみを持てるイベントの充実を図っていただくよう要望するものであります。  続きまして、空き家対策についてであります。  現在、空き家の数は全国的に増加しており、本市においても例外ではない状況となっております。本市の空き家数は、平成二十五年度に七千四十戸、空き家率は一二%となっており、平成二十年度調査時より二・五%の増加となっております。  そのような中、本市では、空き家の実態調査による倒壊のおそれのある危険空き家の把握や、延岡市住みかえ住宅バンクによる中古住宅の利活用の促進が図られているところであります。  そのような状況を踏まえ、本委員会では、長野県飯山市及び富山県南砺市での調査を実施したところであります。  まず、飯山市におきましては、移住・定住に関するワンストップサービスを提供するため、専門窓口を設置し、平成二十年度から空き家バンク制度に取り組んでいたのであります。  また、南砺市におきましては、婚活支援や定住奨励、移住体験、空き家実態調査、山間過疎地域支援など、複数の課で実施していた事業を専門部署で一元的に行っていたのであります。  これら両市の取り組みは、空き家対策や移住・定住を推進する本市にとりましても、大いに参考になったところであります。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、空き家対策につきましては、空き家の有効活用と危険空き家の解体撤去という二つの側面から取り組むべき問題であるとの視点から、以下のとおり要望するものであります。  まず、空き家相談窓口の充実についてでありますが、適正管理されている空き家と、適正管理されていない危険空き家は、状態に応じて、分類して管理することにより、効果的な取り組みが期待できるものと考えます。  そのため、賃貸借や売買等に関する窓口と、解体等に関する窓口をそれぞれ設けるなど、空き家対策が円滑に進む体制の構築に努めていただくよう要望するものであります。  次に、危険空き家を増加させないために、できる限り早い段階で対策を行うことが重要であることから、住みかえ住宅バンク制度の一層の周知を図っていく必要があると考えます。  委員会の先進地調査で、他市におきましては、固定資産税の納税通知書を発送する際に、空き家バンク登録に関するパンフレットを同封し、固定資産税の納税義務者に的を絞った周知を行っていたところであります。この取り組みは本市が住みかえ住宅バンク制度をPRする上でも有効な手段であると考えますので、早急に取り組んでいただくよう要望するものであります。  最後に、危険空き家の解体の推進でありますが、所有者が空き家を解体処分する際に、解体費用の負担がネックとなることから、解体に係る費用の補助事業を早急に検討する必要があると考えます。  また、空き家の清掃や家財などの整理につきましても、空き家を管理・処分する上で妨げになっているという声も聞くことから、所有者には、空き家を管理・処分する上での一連の流れをわかりやすく情報提供していただくよう要望するものであります。  以上、都市建設委員会における、所管事務調査の御報告といたします。  よろしく御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、都市建設委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ◎日程第十三 経済環境委員会所管事務調査報告 ○議長(上田美利君)  日程第十三 経済環境委員会の所管事務調査の報告を行います。  経済環境委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)  経済環境委員会における所管事務調査の御報告を申し上げます。  本委員会におきましては、本年度、「鮎資源の保全と利活用」、「延岡新時代の観光振興」の二項目をテーマとし、昨年十月の先進地調査を含め、調査研究を行ってまいりました。  初めに、鮎資源の保全と利活用についてであります。  本市を流れる五ヶ瀬川は、水質日本一になるなど清流として知られ、例年、架設される「鮎やな」は、秋の風物詩となっており、ここ数年は、高速道路の開通効果などにより、食事棟の利用者も増加傾向にあります。  しかしながら、肝心の鮎につきましては、漁獲高が、ピーク時の約二十分の一となるなど、大幅に減少しており、鮎資源の回復は大きな課題となっております。  このような状況を踏まえ、本委員会では、愛知県豊田市の矢作川研究所の活動について、調査を実施したところであります。  同研究所は、平成六年に第三セクターとして設立された後、市直営となった、全国的にも珍しい市が運営する河川の研究所で、その活動・研究内容や漁協、民間団体などと連携した鮎資源の保全に向けた取り組みなどは、大いに参考になりました。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、鮎資源減少の原因究明を行い、直ちに即効性のある対策を講じることは難しいと考えますが、本市がリーダーシップを発揮した上で、関係機関と連携を図り、引き続き鮎資源回復に向けた各種施策に取り組んでいただきたいと考えます。  特に、本委員会が現地視察を行った岩熊井堰につきましては、魚道確保の観点から早期の施設改修が必要と考えますので、関係者と協議しながら、迅速な対応を行うよう要望いたします。  また、本市の重要な観光資源であります鮎やなにつきましては、リピーター確保にも努めていただき、利用者増加による将来的な運営安定を図っていただきたいと考えます。  次に、延岡新時代の観光振興についてであります。  ここ数年の東九州自動車道や北方延岡道路の相次ぐ開通により、本市の観光は新たな時代を迎えておりますが、この間の各種観光施策の戦略的な展開につきましては、市当局の新時代に向けた並々ならぬ意気込みが感じられるところであります。  そのような状況を踏まえ、本委員会では、新潟県上越市での「新幹線開業に向けた観光施策」について、調査を実施したところであります。  昨年三月に北陸新幹線が開業したことにより、観光の動向に変化が生じ始めている中で、同市の観光の特徴や課題、今後の施策、周辺の自治体と連携した広域的な取り組みなど、その内容につきましては、新時代へ向け、さらなる観光振興を図る本市にとりましても、大いに参考になりました。  以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、高速道路の開通により、本市は国内有数の観光地である「別府・湯布院」「阿蘇・高千穂」の結節点となり、さらに南には「日南海岸」「鹿児島・桜島」なども控えるなど、新たな誘客のチャンスである一方で、単なる通過点となるおそれも秘めているため、今後とも、観光資源の情報発信や受け入れ態勢の充実、広域連携の強化などが必要と考えます。  さらに、滞在型観光を進める必要がありますが、来月末には北浦臨海パークがオープンするなど、ひむか遊パークうみウララにつきましては、その拠点としての役割を大いに期待しております。  最後に、全国で地方創生が叫ばれ、観光分野でも都市間競争が行われておりますが、本市におきましては、高速道路開通のチャンスを最大限に生かしながら、積極的な観光施策を進めていただき、観光の産業化による他業種への波及効果や雇用の確保を実現していただくよう要望いたします。  以上、経済環境委員会における所管事務調査の御報告といたします。  よろしく御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、経済環境委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ◎日程第十四 福祉教育委員会所管事務調査報告 ○議長(上田美利君)  日程第十四 福祉教育委員会の所管事務調査の報告を行います。  福祉教育委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(白石良盛君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(白石良盛君)  福祉教育委員会における所管事務調査の御報告を申し上げます。  本委員会におきましては、本年度、「少子化対策・子育て支援の推進」、「学力向上」の二項目をテーマとし、昨年十月の先進地調査を含め、調査研究を行ってまいりました。  初めに、少子化対策・子育て支援の推進についてであります。  現在、我が国においては、家族形態の変化や近隣住民との関係の希薄化により、身近な相談相手がいないため、子育ての不安や悩みを抱える家庭がふえております。また、子どもを保育園に預けたいと考えていても、希望する保育所が利用できないことや子どもが病気の際に見てもらえる人や場所がなく、仕事を休まなければならない等、仕事と育児が両立できる環境の整備が必ずしも十分でないことが問題となっております。  このような状況を踏まえ、本委員会では、岐阜県大垣市の調査を実施したところでありますが、地域子育て拠点施設のあり方や、子育てをめぐる問題点等を把握することができ、大変有意義な調査が実施できたところであります。
     以上のような調査を踏まえ、本委員会といたしましては、地域子育て支援拠点事業やファミリーサポートセンター事業など、子育て支援に関するさまざまな施策に取り組んでいるところでありますが、さらに安心して仕事と子育てが両立できるサポート体制の充実を要望するところであります。  また、平成二十七年四月一日より子ども・子育て支援新制度が施行されましたが、事業によっては、福祉事務所と教育委員会で事務が分割されております。  このようなことから、スムーズな手続や利便性を向上させるため、子どもに関する窓口の一本化を要望するところであります。  なお、新しい子育て支援拠点施設の整備につきましては、施設で行われるさまざまな取り組みを十分検討していただき、子育て支援のさらなる拡充を期待するところであります。  次に、学力向上についてであります。  少子高齢化の進行や家族形態、ライフスタイルの多様化に伴い、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しており、不登校や貧困、家庭環境の問題等についても学力に影響を及ぼしていると思われます。  このような中、本委員会では、福井県坂井市の調査を実施したところでありますが、学力向上に関する取り組みや課題等を把握することができ、本市としても、大いに参考となったところであります。  以上のことを踏まえ、本委員会といたしましては、家庭・地域・関係機関と連携しながら、子ども一人一人に応じた指導の充実に努めるよう要望するところであります。  また、近年、特別な支援が必要な子どもたちがふえてきていることから、特別支援教育に関する支援員の配置について、必要な人員を確保するとともに、一人一人の教育的ニーズに基づいた適切な支援や関係機関との連携を図るなど、特別支援教育の体制の充実に努めるよう要望するところであります。  なお、学力向上支援ボランティア「はげまし隊」による授業支援等の取り組みにより、数学・理科の学力が向上しているだけでなく、生徒の授業態度や生活態度面にも好影響であることから、今後の事業継続と、さらに多くの学校・学年で同事業を活用していただくよう要望するところであります。  以上、福祉教育委員会における所管事務調査の御報告とさせていただきます。  よろしく御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、福祉教育委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ◎日程第十五 広報・広聴特別委員会報告 ○議長(上田美利君)  日程第十五 広報・広聴特別委員会の報告を行います。  広報・広聴特別委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔広報・広聴特別委員会委員長(松田満男君)登壇〕 ○広報・広聴特別委員会委員長(松田満男君)  広報・広聴特別委員会における今年度の活動報告について、御報告を申し上げます。  本特別委員会は、開かれた議会を目指して、議会の広報・広聴機能をより強化するための手法を検討してきました。  今年度は、議会活動報告会の開催や議会だよりの一部見直しを行うとともに、新たな取り組みとして、若年層との意見交換会を開催いたしました。  これより、今年度における本特別委員会の取り組みにつきまして、御報告いたします。  本特別委員会では、他市議会における、広報・広聴の取り組みを参考とするため、ことし一月に、山口県下関市議会及び大分県大分市議会の調査を実施したところであります。  各市議会における主な取り組みの内容は、報告書に記載しているとおりでありますが、特に下関市議会では、インターネットによる議会中継、大分市議会では若年層との意見交換など、さまざまな取り組みを調査し、所期の目的を十分に達成でき、大変有意義な調査であったと感じているところであります。  続いて、今年度、本特別委員会で重点的に調査しました取り組みにつきまして御報告いたします。  まず、議会活動報告会についてであります。  今年度は、議会活動報告会を市内十一地区、一回ずつ実施することを検討し、既に六地区で実施いたしました。また、残りの五地区につきましても、来月開催する準備を進めているところであります。  これまでの参加人数やアンケート調査結果は、お手元に配付しております報告書に記載のとおりであります。  次に、若年層との意見交換会についてであります。  若い世代等の意見を聞き、まちづくりの参考にすること及び議会に親近感を持ってもらうことを目的として、今年度から新たに始めた取り組みであります。今回は、九州保健福祉大学の学生と意見交換会を行い、若い視点、また、市外出身者の視点でさまざまな意見が出され、活発な意見交換会が行われたところであります。  次に、議会だよりについてであります。  本特別委員会では、委員会を設置後、親しみやすい議会だよりを目指して調査研究を重ねてきたところであります。  その結果、昨年八月発刊の第六十四号から、一般質問の質問事項に関して、掲載、未掲載がわかるような表現に変更したところであります。  最後に、本特別委員会といたしましては、議会活動報告会は貴重な広報・広聴の場であることから、今後も開催地区や会場など、必要に応じて見直しを加えながら、議会基本条例に基づき、引き続き取り組んでいかなければならないと考えているところであります。  また、若年層との意見交換会につきましても、議会活動報告会と同様に貴重な広報・広聴の場であることから、今後も取り組んでいく予定でありますが、開催形式及び周知方法等の検討をする必要があると考えます。  議会だよりにつきましては、これまでの協議により改善されてきたところではありますが、読みにくいとの意見もあることから、文字の書体や大きさ等を検討し、さらに読みたくなる議会だよりになるよう、努めていく必要があると考えます。  なお、本会議の一般質問等に関しては、インターネットを活用した録画配信を行っていないため、昼の時間帯に仕事などで中継を視聴することができない方は、録画しなければ、後日視聴できないという課題があります。  多くの情報発信手段を備えることにより、市民が議会に触れる機会が多くなることから、配信方法や費用対効果を十分検証しながら、インターネットを活用した録画配信の導入に向けて取り組んでいきたいと考えているところであります。  以上、広報・広聴特別委員会における平成二十七年度の活動報告といたします。  よろしく御承認いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、広報・広聴特別委員会の報告を終わります。 ◎日程第十六 議会のあり方検討特別委員会報告 ○議長(上田美利君)  日程第十六 議会のあり方検討特別委員会の報告を行います。  議会のあり方検討特別委員会から報告の申し出がありましたので、これを許可いたします。  委員長の報告を求めます。      〔議会のあり方検討特別委員会委員長(佐藤 勉君)登壇〕 ○議会のあり方検討特別委員会委員長(佐藤 勉君)  議会のあり方検討特別委員会における今年度の活動報告につきまして、御報告を申し上げます。  地方分権が進展する中、議会が、住民の代表機関として、地域の発展と福祉の向上のために果たすべき役割は、以前にも増して大きくなってきております。  特に、住民からの行政ニーズは、多様化、高度化してきており、それらを的確に把握・集約して、議会に反映していくことが重要となっております。  本市議会では、これまで、議会活動報告会の実施や、市長に対する政策提言を初めとする議会改革の取り組みを続けてきており、平成二十五年三月には、議会における最高規範となる延岡市議会基本条例を制定し、その後も、議会活動をより積極的に推進するために、同条例や、議会の活動内容についての検証を行い、その検証結果も踏まえて、議員定数等についても検討を行ってきたところであります。  このような中、本年度の改選による新たな議会構成のもと、議会基本条例に基づく、さらなる議会機能の充実、及び議員定数等を含めた、今後の本市議会としてのあり方を総合的に検討するため、平成二十七年九月議会において、議会のあり方検討特別委員会が設置されたところであります。  本特別委員会といたしましては、議会のあり方について協議・検討するに当たって、他市議会における議会改革・活性化の取り組みを参考とするため、本年一月、長崎県諌早市議会及び鹿児島県霧島市議会への調査を実施したところであります。  各市議会における取り組みは、報告書に記載したとおりでありますが、議員提案による条例の制定状況や政策提言、議会報告会の内容など、議会改革の取り組みに関する状況を把握することができたところであります。  両市議会ともに、活発な意見交換を行うことができ、委員一同、所期の目的を十分に達成でき、大変意義のある調査であったと感じているところであります。  本特別委員会といたしましては、これまで行ってきた本市議会の議会改革の取り組みや、先進地調査の結果などを踏まえて協議を行った結果、他の議会では、タブレット端末を導入して議会審議に生かそうとしているところもあり、本議会においても、今後の議会活動の活性化や議員活動に対する市民の理解、促進を図る上で、その検討が必要であり、また、議会審議等における意見がより効率的に市政に反映されるよう、会議運営のあり方についても検討を要すると判断したところであります。  そうしたことから、今後は、ICT化の推進や、委員会審査のさらなる充実など、議会活動のあり方に関する事項の調査に重点的に取り組み、その後、その結果も踏まえながら、議員定数や議員報酬等について、一定の結論を見出すことを目標に、検討を進めていくこととしたところであります。  以上、議会のあり方検討特別委員会における活動の中間報告といたします。  よろしく御承認をいただきますように、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  以上で、議会のあり方検討特別委員会の報告を終わります。  なお、ただいま報告のありました、各常任委員会及び各特別委員会の報告の詳細につきましては、お手元に報告書を配付いたしております。 ◎日程第十七 請願及び陳情の処理 ○議長(上田美利君)  日程第十七 請願及び陳情の処理を行います。  陳情第三号年金削減の中止を求める意見書提出に関する陳情外二件が委員会審査を終了しておりますので、本三件の陳情を一括議題といたします。  初めに、福祉教育委員会に付託されておりました陳情第四号「二〇二〇年東京オリンピックサーフィン競技大会招致に関する決議を求める陳情につきましては、先ほど同一趣旨の決議(案)が可決されましたので、本陳情につきましては、採択されたものと決定いたします。  次に、経済環境委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)登壇〕 ○経済環境委員会委員長(上杉泰洋君)  経済環境委員会における、審査結果について御報告を申し上げます。  ただいま議題となっております、陳情第三号年金削減の中止を求める意見書提出に関する陳情につきましては、三月十八日に委員会を開き、慎重に審査を行ったところであります。  審査においては、年金受給者の生活や制度の魅力低下を懸念する意見と、将来の年金財政や現役世代の負担増を懸念する意見とが拮抗する中、採決において、可否同数となり、委員長裁決によりまして、お手元の審査報告書のとおり、マクロ経済スライド制によって、賃金や物価の伸びに対する年金受給額の伸びは抑制されるが、将来の年金財政の安定化や現役世代との世代間の公平性を考えると、やむを得ない制度であることとの理由により、不採すべきものと決定いたしました。  以上、経済環境委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。  通告がありますので、二三番 平田信広議員の発言を許可いたします。      〔二三番(平田信広君)登壇〕 ○二三番(平田信広君)  日本共産党の平田信広です。  今、議題となっております陳情第三号年金削減の中止を求める意見書提出に関する陳情に対して、賛成の討論を行います。  この陳情は、今後、政府・厚生労働省がマクロ経済スライド制を使って、この先、三十年間にわたって年金を下げることを見込んでいることに対して、その中止及びマクロ経済スライド制の廃止を求めるものであります。  現在、年金は、現役世代に比べて六二・七%の水準にあります。しかし、政府は、これを今後三十年間で現役世代の五〇%に持っていこうとしているわけであります。景気が一向によくならずに、貧困化が深刻に進む中で、年金の連続的で、結果的に大幅な低下は、年金生活者の生活に大きな打撃を与えます。
     このような長期にわたる年金削減は、現在受給中の高齢者だけの問題ではありません。賃金低下と非正規労働省がふえる中、将来の高齢者の年金も心配されます。今のままでいけば、厚生年金がなく、基礎年金だけの人たちの受給額は、生活保護水準も下回ることになります。そうなれば、結果的に保護受給者の増加にもつながってきます。これは結局、国の財政負担にもなるわけです。  この問題は、将来の年金財源が原因になっているようでありますが、これは抜本的な年金の仕組みを国が考えなければならない問題です。年金財源を考え、市民の生活を保証する仕組みをつくるのは国政です。  このように、国家的課題である年金問題で、市民の切実な要望を意見書として国政に届けるのが、市民のための政治を願う市議会議員の役割だと思います。  繰り返しますが、この年金問題は多くの国民にとって切実な問題です。ですから、市民から出た要望を意見書として出すことに、我々市議会は妨げになってはならないと思います。この陳情をぜひ採択してもらいたいと思います。  以上賛成討論といたします。 (降壇) ○議長(上田美利君)  以上で、通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより陳情第三号年金削減の中止を求める意見書提出に関する陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択でありますので、本陳情は採択の可否についてお諮りいたします。  本陳情を採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○議長(上田美利君)  起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決定いたしました。  次に、福祉教育委員会委員長の審査結果の報告を求めます。      〔福祉教育委員会委員長(白石良盛君)登壇〕 ○福祉教育委員会委員長(白石良盛君)  福祉教育委員会における、審査結果を御報告申し上げます。  ただいま議題となっております陳情第二号延岡市における保育士・幼稚園教諭養成機能・機関の確保を求める陳情につきましては、昨年九月の定例会において付託され、閉会中の継続審査となっていたものであります。  本委員会といたしましては、三月十八日に委員会を開き、慎重に審査いたしました結果、本陳情につきましては、お手元の審査報告書のとおり、趣旨妥当と認め、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。  以上、福祉教育委員会における審査結果の御報告といたします。  よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 (降壇) ○議長(上田美利君)  ただいまの委員長報告について質疑に入ります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  質疑なしと認めます。質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  討論なしと認めます。討論を終わります。  これより陳情第二号延岡市における保育士・幼稚園教諭養成機能・機関の確保を求める陳情を採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、採択であります。  本陳情は、委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本陳情は、採択されました。  お諮りいたします。  福祉教育委員会に付託されております請願第五号及び議会のあり方検討特別委員会に付託されております陳情第一号につきましては、お手元に配付いたしております閉会中継続審査一覧表のとおり、委員長からそれぞれ閉会中継続して審査したい旨の申し出がありました。  本二件につきましては、委員長の申し出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、本二件については、委員長の申し出のとおり承認されました。  次に、議員派遣についてお諮りいたします。  地方自治法第百条及び会議規則第百六十二条の規定による議員派遣につきましては、お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり決定いたしたいと思います。  なお、今後、閉会中に議員派遣の必要が生じた場合には、議会運営委員会においてこれを協議し、議長において派遣の決定をしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上田美利君)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  以上で、今期定例会における付議事件は全て議了したわけでございますが、この際、市長より一言御挨拶を申し上げたいとのことでございますので、市長の発言を許可いたします。      〔市長(首藤正治君)登壇〕 ○市長(首藤正治君)  三月定例市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  去る三月一日から本日までの二十四日間にわたり、平成二十八年度各会計予算を初めとする多くの議案につきまして、熱心かつ真摯な御議論を賜り、それぞれ原案のとおり可決していただいたことに対し、厚く御礼を申し上げます。  本市は、本格的な高速道路時代に突入したところであり、今後、新たなステージへと進むことになりますが、これからの数年間が激しい地域間競争を勝ち抜くための正念場であり、また、延岡新時代のまちづくりへの姿勢が問われる重要な時期でもあります。  そのような中、シティプロモーション動画「河童と人魚の延岡移住物語」の展開や、エンジン01オープンカレッジinのべおかの開催等により、本市の魅力が全国に発信され、本市の存在感も高まってきているところでございます。  このような好機を逃すことなく、第六次長期総合計画や延岡新時代創生総合戦略に基づく事業の着実な推進はもとより、地方創生・人口減少克服に向けた取り組みなど、延岡新時代にふさわしい「しごと」と「くらし」を楽しむまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  ここに成立いたしました平成二十八年度各会計予算の執行に当たりまして、議員の皆様から賜りました御意見、御要望等に十分留意し、各種施策の実現に全身全霊を傾注することにより、延岡新時代の好スタートへとつなげてまいりたいと考えております。  今後とも、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。  まことにありがとうございました。 (降壇) ○議長(上田美利君)  この際、議会を代表いたしまして、御挨拶を申し上げたいと思いますので、議長を副議長と交代いたします。      〔議長交代〕 ○副議長(稲田雅之君)  議長を交代いたしました。  上田議長より御挨拶をお願いいたします。      〔議長(上田美利君)登壇〕 ○議長(上田美利君)  第五回延岡市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げたいと存じます。  今期定例会は、三月一日に招集され、本日までの二十四日間にわたって論戦が展開され、平成二十八年度延岡市一般会計予算を初めとします、多数の重要議案が審議され、本日ここに全ての議案を議了いたしました。  これもひとえに、首藤市長を初め、当局の皆様と議員各位の本市発展を願う熱い思いから生まれる議論のたまものであり、心より御礼を申し上げたいと存じます。  さて、今期定例会は、昨年十月に策定されました、延岡新時代創生総合戦略、延岡市人口ビジョン、また、十二月定例会で審議されました第六次延岡市長期総合計画、これらの実現に向け、大きな一歩を踏み出すための重要な議会であったと思っております。  現在、本市は、本格的な高速道路時代に突入し、激しい地域間競争を勝ち抜くため、あらゆる施策を講じながら、延岡新時代の創生に取り組まれております。  そのような中、昨年は、エンジン01の開催を筆頭に、循環型高速道路ネットワークの実現、また、本市の新しいシンボルの一つとなります、この新庁舎高層棟のオープンなど、市内外に強く情報発信できる出来事が数多くありました。  また、先月には、本市も合併十周年の節目を迎え、盛大に記念式典が挙行されましたが、私も、今日までのさまざまな思いをめぐらせ、この間、議員という立場で時代の流れを見守ってきた者の一人として、その感慨もひとしおであったとともに、これからの本市のさらなる一体的な発展を強く念じたところでございます。  今後も、本市にとりましては、来月に予定されています東九州自動車道の北九州~宮崎間の全線開通を初め、庁舎低層棟の完成に伴う新庁舎のグランドオープンや、新たな玄関口として徐々にその姿を見せている延岡駅周辺整備、また、観光客誘致の拠点として整備された北浦臨海パークのオープン、さらには、子育て支援の拠点となる(仮称)子どもの城の基本構想策定など、多くのプロジェクトが予定されており、それらを着実に推進していくことが重要であります。  本市を取り巻く情勢は、ここ数年の間に、東九州自動車道の整備が進展したことにより、大きな転換期を迎えております。そして、それは同時に、本市にとって大きな好機が到来しているときでもありますので、この機を的確に捉え、実効性のある地方創生・人口減少対策、また、魅力あるまちづくりの推進に向け、市長を先頭に、今後とも職員一丸となって取り組んでいただきたいと思います。  私ども議会も、昨年の改選に伴い、新たな顔ぶれとなったところでありますが、市民を幅広く代表する機関として、その役割を十分認識しながら、市民福祉の向上、本市の発展を目指し、議会基本条例の理念に基づき、政策提言、議会活動報告会、また、新たに取り組んでおりますさまざまな世代との意見交換などにも積極的に取り組み、より一層研さんに努めてまいりたいと思っております。  郷土のさらなる発展を願う気持ちはお互い同じであり、当局の皆様とは今後とも、この議場におきまして、是々非々の立場で議論してまいりたいと思っております。  さて、年度末になりますと、毎年多くの皆さんが職場を去られます。この議場にいらっしゃいます七名の方を初め、この三月、市役所全体で四十六名の方々が退職されると伺っております。皆さん、それぞれ長い間、市政発展のために貢献され、大きな功績を残していただきましたことに対し、心から感謝を申し上げます。  皆さん、退職されましても、健康には十分留意され、第二の人生での御活躍を心からお祈りいたします。  結びに、延岡市のますますの発展と、本議場に御参集の皆様方の御健勝を心よりお祈り申し上げまして、議会を代表しての御挨拶といたします。  ありがとうございました。 (降壇) ○副議長(稲田雅之君)  以上をもちまして、第五回延岡市議会定例会を閉会いたします。  皆様、長い間、大変お疲れさまでした。 午後四時二十九分 閉会...